フィンランドを本拠とするHuhtamaki社は、中国南部の広州に位置する同社工場の生産設備での増産・近代化に向けて投資を進め、中国での食品サービス分野で利益性の高い成長を支援することが分かった。投資額の合計には、生産拠点の拡充、工場レイアウトの改善、高速機械の新設が含まれており、約1千5百万ユーロとなる模様。同社CEOによると、中国での人口増加や急速な都市化は同社の迅速サービスや特殊なコーヒー顧客層にとって極めて重要な市場であるとしている。今回の投資プロジェクトが成功すれば、同工場は近代的・効率的で大量生産が可能な生産拠点となり、将来的に同社顧客群へ製品提供する為の生産性強化と生産能力向上が見込めると付け加えている。今回のプロジェクトは、2016年終盤から2017年初頭にかけて実行されるが、近代化の完了は2017年末としている。
9月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ