ドイツを本拠とするSchumacher Packagingグループが、その事業領域の拡大に向けて継続的な戦略的投資に取り組んでいる。このほど同グループはポーランドのMyszkowに位置する製紙工場一式を買収したと公表した。同グループ役員によると、紙市場は厳しい価格変動にさらされているが、少なくとも過去3年間はそれが市場に転嫁されることはなかったとしている。ただし、近い将来にはそういった乱高下をもう少し容易に補うことができる様になるであろうと付け加えた。現在、同グループはその配送能力を強化しつつあり、それは更なる成長機会を保証するものであるとしている。今回の買収と改造への投資総額は1億ユーロ。製紙ラインの改造については、現在の新聞用紙ラインをテストライナー年産25万~30万トンの生産設備へ生まれ変わらせる。
12月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ