(一社)日本印刷産業機械工業会(日印機工、宮腰巌会長)は5月26日、ザ・プリンスパークタワー東京において「平成29年度定時総会」を開催し、新旧年度事業ならびに収支予算などについて審議し、いずれも原案通り承認可決した。議案審議に先立ち、挨拶した宮腰会長は、生産性向上設備減税の証明書発行枚数が、2017年3月末で11,150件に達したことを報告した上で「今後も現場の労働力不足は、ますます進むことが予想され、この点からも国内においては、自動化、省力化を主とする手堅い設備投資は持続するものと確信している」との見解を示した。平成29年度事業計画では、今年5月より運用を開始した「JapanColor認証制度」の「デジタル印刷認証」に関する全国セミナーを開催し、同制度の認知普及を図っていく。また、2018年7月に開催される「IGAS2018」の準備を加速し、IGAS2018実行委員会を中心に、最新技術やソリューションを世界に発信する場として、さらに進化させていく。
宮腰会長
PJ web newsより