大王製紙といわき大王製紙は、9月6日にいわき大王製紙で発生したボイラー爆発事故について、同日付で被害状況などを発表した。
それによると、事故は6時49分頃に工場内の4号ボイラーで発生し、7時17分には収束。発生原因は現在調査中で、関係グループ会社の社員1名が負傷したが命に別状はない。環境被害については、9月6日現在被害報告はないが詳細を確認中。4号ボイラーは損傷しており、被害状況、復旧見込みは確認中。なお製品供給への影響はない。
いわき大王製紙にはボイラーが4台あり、4号ボイラーは2008年10月に稼働。廃材のほか、RPF、タイヤチップ、ペーパースラッジなどの廃棄物を燃料に使用し、蒸発量は170t/時。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/26号」より