レンゴーは、2025~29年度の5ヵ年を対象期間とする中期ビジョン「Vision120」を策定した。29年度はレンゴーにとって創業120周年にあたる。29年度(2030年3月期)の主な財務指標とセグメント別業績の目標値は次の通り。
【財務指標】▽売上高:1兆2,000億円▽営業益:700億円▽経常益:720億円▽EBITDA:1,350億円▽ROE:8.5%▽D/Eレシオ:0.7倍
【セグメント別業績】▽板紙・紙加工関連:売上高5,900億円、営業益360億円▽軟包装関連:売上高2,100億円、営業益120億円▽重包装関連:売上高560億円、営業益30億円▽海外関連:売上高3,000億円、営業益160億円▽その他:売上高440億円、営業益30億円
また重点テーマとしては、次の2点を掲げた。
①マテリアリティへの取組み…ESG課題の中で特に重要な「パッケージプロバイダーとしての新たな価値創出」「地球環境との共生」「人を中心におく経営」「持続的成長に向けた経営基盤の強化」の4分野に経営資源を集中させる。
②グループ経営の進化/深化…グループでの連携強化として「一貫体制の進化/深化」と「グローバル経営の進化/深化」を最優先課題と位置づけ、多様で高度なニーズに対し、グループ横断的に強みを活かすことでシナジーを最大限に発揮できる体制を構築する。