サウジアラビアのWaraq社が同国東海岸に位置するDammam工場の3号機にて年産30万トンの再生コンテナーボードの操業を開始した。生産は既に今年8月に開始していたが、それ以降は品質基準への対応と生産能力の最適化を実施すべくラインの調整を続けていたもの。この3号機はテストライナーおよび中芯原紙を生産の予定で、同社は製品を中近東と東南アジアの既存客先、更にはアフリカの有力市場への販売を目指している。尚、当該ラインはスウェーデンのSCA社から2009年に購入した中古品で、もともと年産26万トンの生産能力を有していたが、Waraq社は改造によって年産30万トンまで能力を引き上げた。
10月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ