フィンランドのKotkamills社は、7千万ユーロを投資し2016年夏に改造完了予定の同社2号機への設備調達に関する契約書に調印したと伝えた。設備導入はValmet社とBellmer Vaahto社の2社が分担して実施することになる。今回の投資は、総額1億ユーロ以上をかけた同社の改造プロジェクトの一環で、当該ラインをこれまでの雑誌用紙生産から紙器用板紙生産へ切り替えることを主眼としている。また新たな板紙生産ラインとして、生産能力は最終製品で米坪範囲150g~500g、年産40万トンとしている。基本的な製品用途としては、食品業界向けの高品質折りたたみ用板紙と再生可能なバリヤー性をもたせた板紙を想定している。
4月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ