米ドル高に対しブラジル通貨であるレアル安が継続し、国内市場の需要減退と相俟って、ブラジル・メーカーからの紙輸出が加速している。ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、今年前半6ヶ月の紙輸出量は前年同期比3.9%増の987,000トンを記録した。特に6月の同国紙輸出量は前年同月比20.9%大幅増の179,000トンであった。6月は紙すべての品種で増加をみせたが、特に包装材が同28.3%増の59,000トン、印刷・筆記用紙が同13.2%増の86,000トン、板紙は同23.1%増の16,000トンとなった。
8月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ