世界最大の晒ユーカリパルプ・メーカーであるブラジルのFibria社は、同社のプロジェクトHorizonte2に沿って同国中西部Tres Lagoas市の同社工場で年産195万トンの新ライン建設を進めているが、この8月で全体の50%まで完成したことが分かった。同社関係者によれば、同ラインの稼働開始を2017年第4四半期に見込んでいるとしている。同社役員によると、建設作業は現在新たな段階に入っており、エンジニアリング部分と生産工程の集約作業が進められており、近いうちに新ラインに必要なすべての電気機械設備が搬入され、組み立て工程に進むとしている。この新ラインの稼働後は、同工場のユーカリパルプ生産能力は150%増の年産324万トンとなる。
8月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ