(一社)日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ、中村耀会長)は6月10日、岩手県のホテルメトロポリタン盛岡ニューウイングにおいて「第52回定時総会」を開催し、新旧年度事業などについて審議し、いずれも原案通り承認可決した。議案審議に先立ち挨拶した中村会長は「この1年、『強いジャグラ』をスローガンに多くの事業を実施することができた」と述べた上で「新年度では、デジタル印刷の研究やジャグラマスターズクラブの設立など、会員企業に役立つ情報発信と交流の場を提供していく」との方針を明らかにした。第53年度事業計画では、ジャグラ創業の精神に立ち返り、全国会員880社が一丸となって団結し、知恵を出し合いながら諸事業を推進していく。具体的には、「PODワーキンググループ」を立ち上げ、デジタル印刷の研究を進めていく。また、「組織拡大」については、他の業界団体が会員数を減少させる中、ジャグラでは会員数増加に転じたことから、今後も地協や支部と連携を図りながら、さらなる組織拡大に注力していく。
中村会長
PJ web newsより