特種東海製紙グループのトライフはこのほど、バイオマス原料を使用したヒートシールコート紙(PLA)を開発した。
新製品は、「紙」と生分解性のあるコーティング剤(PLA)を組み合わせた環境配慮型製品で、トライフが行ったコンポストによる分解試験では、コンポストに埋設した試験片は10日程度でほとんどが小さな欠片となり、分解が進んでいることを確認した。一般低密度PEと同程度のヒートシール性があり、低温度(100℃~)でのヒートシールが可能で、ポジティブリスト収載の成分を使用し食品衛生法にも対応している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/25号」より