チリのパルプ・メーカーCMPC社のブラジル工場であるCMPC Celulose Riograndense社は、年産130万トンの生産能力を持つ新たなユーカリパルプ・ラインを5月3日に稼働をスタートし、5月7日夜に最初の製品を生産した模様。同ラインはブラジル南部のRio Grande do Sul州に位置する同社Guaiba工場の年産45万トンの生産能力を有する既存ラインに並んで新設されたもの。同社CEOによれば、同ラインの始動準備第1段階には完了まで4日間を要したが、想定内で順調に進んだとしている。また、同ラインは今年中に約50万トンの商業品販売を目指しており、フル稼働の状態に入れば新たに年間約$9億の売上が上乗せ出来ると見込んでいる。
5月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ