イタリアを本拠とする世界最大級の塗工再生板紙メーカーReno De Medici S.p.A社の傘下にあるドイツのRdM Arnsberg社は、同社の板紙ライン改良工事を4月18日~30日のスケジュールで実施することが分かった。Voith社製の新たな最重要ポンプ装置、最新鋭のヘッドボックス、拡張脱水工程などが3号機に搭載されることになる模様。今回の改良によって、幅方向プロファイルの性能向上、地合いの改善が見込まれ、結果として顧客が望むディスプレーやパッケージ市場に合わせた製品の生産性・印刷適性の向上につながるものとしている。RdM Arnsberg社は再生ファイバー素材を年間23万トン生産している。
4月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ