カナダを本拠とするResolute Forest Products社が、今月米国ジョージア州Augustaに位置する同社工場の2ラインのうち1機を永久停機とすることが分かった。これによって、米国内での新聞用紙生産は少なくとも年間18万5千トン減産、10%減となる。同社が5月5日公表したところによると、今回の決断は新聞用紙市場で引き続く構造的な課題に動機付けられたもので、更には交代制の休転による無駄な出費を回避する必要性に迫られたものとしている。同1号機の停機は5月中旬頃を目途としており、この措置によって同工場の従業員合計250人のうち約92人が解雇となる見込み。
5月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ