フィンランドのKotkamill社の新たな消費者用板紙ライン2号機は、同国Kotka工場で操業を開始したことが分かった。折りたたみ箱用板紙の製品群は同社ブランドAEGLEとして生産され、また食品サービス向けの板紙製品群は同ISLAの名で生産されることとなるとしている。同2号機は、プラスチック混入ゼロの一般古紙を再生しバリヤーボードを生産するが、オンラインで直接分散バリヤー・コーティングが出来る性能を有する世界初の生産ラインである。同社CEOによると、これまで同社の新たな持続可能製品創造への興味は極めて多大であったが、この新ラインは加工分野、ブランド・オーナー、デザイナー向けにも広範囲にわたって興味深い可能性を提供するものであるとしている。
7月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ