米国森林紙製品協会が発表した最新の統計によれば、米国6月の印刷・筆記用紙全体の出荷量は前年同月比6%減少、一方、同品種の6月末在庫レベルは前月末から2%の上昇推移となった。出荷量全体のうち、上質紙カット判の6月出荷量は前年同月から5%減となったが、一方、5月の上質紙カット判輸入量は前年同月比41%大幅減であった。また、コート紙カット判の6月出荷量は前年同月比1%増であったが、5月の同品種の輸入量は同21%の大幅下落となり、輸出量も同8%減となった。非塗工中質紙の6月出荷量は前年同月比でわずか1%以内の微増であったが、過去6ヶ月で初の前年同月比増、5月の輸入量は同7%の減少、輸出量も同23%の激減となった。塗工中質紙の6月出荷量は同19%大幅減、5月の輸入量は同6%増、輸出量は同41%激減となった。
7月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ