昨日、オーストリアLaakirchen Paper AG社とその親会社Heinzel Holdings社の監査役会が、総額1億ユーロを超える大規模投資をLaakirchen工場の増産強化へ向けて実施することに関し承認したことが分かった。HeinzelグループCEOによれば、今回の投資プロジェクトを経て、製紙ライン2機を有するLaakirchen工場は持続可能を基本としながら、ヨーロッパで最も強い競争力を発揮する環境に優しい製紙工場に生まれ変わるとしている。また、このプロジェクト実現への前提条件として、全従業員がしっかりした効率プログラムをサポートしてくれることであると付け加えている。プロジェクトは2つに大別されており、1つ目は10号機を古紙を原料とする軽量コンテナーボード・ラインへ改造、2つ目は現在SC紙を生産する11号機の大幅な増産強化であるとしている。
8月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ