ブラジル森林産業協会が公表した最新の統計データによれば、同国1月~8月の紙輸入量累計が前年同期比28.3%大きく数字を減らして45万1千トンとなったことが分かった。そのうち、印刷・筆記用紙の輸入量は同25.7%減の19万1千トン、また新聞用紙は同34.2%大幅減の9万8千トンとなっている。一方、同時期の紙輸出量累計は、同5%増の約140万トンで、中でもパッケージ紙が同8.8%増の50万6千トンと健闘をみせている。また、この時期の同国紙生産量と国内販売は引き続き大きな変化なく、それぞれ690万トン、350万トンとなっているものの、消費量については同4%減の590万トンに終わった。同国8月単月の実績をみると、紙生産量は前年同月比0.5%微増の88万7千トン、国内販売も同1.1%微増の47万1千トン、輸出量は同3.5%増の17万9千トンとなった。
10月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ