米国ジョージア州に位置する巨大紙コップの様なAugusta工場が閉鎖となることが分かった。同国Dart Container Corp.は、同工場でのみ製造されている製品の需要減退を理由に、創立70年を迎えた同工場を2019年早々に閉鎖すると、このほど公表した。同社社長によると、ここ数年続いた同社が生産するTrophyブランドの売れ行きが芳しくないことで、同社は同工場を閉鎖するという困難であるも必要な決断を行なったとしている。更に、その多くが何十年も仕事を共にした同工場の従業員のこれまでの深い関与と貢献を高く評価しているだけに、この選択は戦略的でありながらも苦痛を伴う判断であったと付け加えた。同社は、使い捨ての食品サービス向けパッケージを製造しているが、同工場は温冷飲料両用に対応する絶縁された紙コップを製造している。
11月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ