米国森林紙製品協会が発表した最新の月次統計によれば、米国11月の印刷・筆記用紙全体の出荷量は前年同月比6%減少となった。11月の印刷・筆記用紙の主要4品種のうち、上質紙カット判の出荷量は前年同月比で横這いとなったが、残りの3つの主要グレードは前年同月比で減少する結果となった。一方、米国の11月印刷・筆記用紙の在庫量は前月比0.5%以下の微増となった。11月の上質紙カット判の出荷量は、過去3ヶ月のうち2ヶ月で2年間の前年比で横這い推移となった。また10月の同品種の輸入量は前年同月比30%大幅減となり、5ヶ月連続の12%以上下落となったが、引き続き輸出量は同30%の大幅増加となり、9月の26%増加に続き6ヶ月連続の二けた増加となった。また、コート紙カット判の11月の出荷量は2ヶ月連続の二けた下落、10月の輸入量は同9%減で、4ヶ月連続の下降推移である。一方、輸出量合計は同6%増となり、4ヶ月連続の増加推移となった。
12月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ