日本製紙および日本製紙グループの丸沼高原リゾートはこのほど、コカ・コーラ ボトラーズジャパンと「森林資源および水資源の保全・保護に関する相互連携」で合意した。3社は今後、日本製紙グループの「森・木」、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの「水」に関する知見・経験を活かし、豊かな水を育む健やかな森を保つための取組みを協働で進めていく。
具体的には、群馬県片品村の菅沼社有林の一部区域(1,746ha)で、水源涵養力確保のため森林保全・維持管理の活動を推進する。この地域は、コカ・コーラボトラーズジャパンの埼玉工場と岩槻工場の水源域に位置し、丸沼高原リゾートがレジャー事業を展開する丸沼高原がある。
3社は2014年にも、20年12月を期限とする森林管理で合意し、森林保全に取り組んできた。今回は、前契約の更新に当たり、水源域内の管理作業区域を見直して拡大し、契約期間を10年間延長したもの。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/15号」より