国際紙パルプ商事(=KPP)が開発した、資源循環の一元管理システム「ecomoクローズドリサイクルサービス」が、このほど小林製薬グループに採用された。流通過程で発生する使用済段ボールの一部を古紙として回収し、再資源化されるまでの見える化を実現する。
「ecomoクローズドリサイクルサービス」は、資源循環の実現と見える化をサポートするシステム。排出した資源の量や、どこへどれだけ納入されたのか、また何に生まれ変わったのかなどのリサイクル過程をリアルタイムで見えるようにしている。環境負荷低減に向けた動きが加速する中、紙以外の応用編として、資材メーカーの廃材や工場用梱包メーカーの材料なども対象に含めるなど、その範囲は徐々に広がっている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/28号」より