7月7日(金)、KKRホテル東京において、日本封筒協会主催による「日本封筒フォーラム2023」が開催された。前回(2019年7月)開催以来4年ぶりとなる今回は、名称を旧来の「全国封筒年次大会」から改称した。
開会に先立ち、棚橋泰仁・実行委員長(キングコーポレーション)が挨拶。そして、全日本紙製品工業組合の黒田章裕・理事長(コクヨ)の挨拶に続き、日本郵便 郵便・物流事業企画部 切手・葉書室の光山實・担当部長が来賓挨拶を行った。
その後の講演会では、「SDGsに関連した付加価値の高い紙製品開発についての調査」と題し、広石拓司・エンパブリック代表取締役が登壇。同氏は、12歳~69歳の男女を対象とした消費者調査と、製紙関連小売業者・量販店担当者に対する事業者調査の結果などを紹介。若年層ほどSDGsへの関心が高く、また、SDGsの必要性を認識する事業者は7割に上ることが確認されるなど、改めてSDGsという時代の流れを再認識させられる調査報告となった。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/24号」より