王子ホールディングスの本社ビル1Fエントランスのリニューアルプロジェクトが、日本ウッドデザイン協会主催による「ウッドデザイン賞2023」のソーシャルデザイン部門で入賞した。ウッドデザイン賞で は、木を使った優れた建築空間や製品、活動や仕組み、研究などを表彰している。
　王子HDは昨秋、森林とともに歩む企業の想いを発信する“おもてなしの場”として、本社ビル1Fエントランスを「森のフィールド」へとリニューアルした。室内空間では生育が難しい在来種の生木植栽を、最新の育成LEDシステムを採用して実現したほか、北海道の社有林から出材したトドマツ・カラマツなどの針葉樹やミズナラ・カバなどの広葉樹を使用した木製什器を効果的に配置している。
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future11/6号」より