イタリアの労組4団体が同国にあるBurgo社全工場に向けて8時間のストライキ断行を呼び掛けている。この動きは今年6月上旬に発表のあったBurgo社の今後5ヶ年の新たな事業計画に端を発し、労働者側からBurgoグループ全体の将来への危惧を表すものである。労組4団体はBurgo本社へも同日午後1時~3時にデモの実行を呼び掛けている。同社は8月に上質紙生産のAvezzano工場を永久閉鎖したが、それ以降の実行計画や今後予定される減産計画、閉鎖などの詳細発表を控えている。しかしながら、現地メディアの憶測としては、いずれも塗工中質紙を生産する年産30万トンのDuino工場や年産20万トンのVillorba工場の将来を不安視する見方が支配的である。
11月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ