チリのパルプ・木材メーカーであるArauco社が、未晒N材パルプ年産35万5千トンである同社Constitucion工場で、5月3日より57日間の長期休転に入っていることが分かった。同社CFOによると、予防保全や設備の入れ替えなども含め、工場の生産工程を広範囲にわたっての点検実施する為、5千万米ドルを投資する計画であるとしている。今回の休転は、1976年に同工場が開業して以来、3回目の極めて重要な休転と位置付けている。主目的は現在の回収ボイラーを以降25年間延命することにあり、同設備に3千万米ドルを費やす予定だが、1千万米ドルは効率向上プログラムやその他の定期保守点検に充てられる。
5月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ