全国手すき和紙連合会は10月15~27日、東京・池袋の全国伝統的工芸品センター(展示室)で、全国の和紙を集めた展示会「和紙のひろがり」を開催する。
展示会では、全国の手すき和紙産地から集めた多彩な和紙製品を展示するほか、和紙の使い方をレクチャーするミニ講座も開催する。また、漫画家や有名アーティストなどとのコラボレーションによるオリジナル照明作品の紹介も予定している。
<展示会の概要>
○展示製品…名刺、はがき・便箋・封筒、草木染紙・染紙、千代紙、障子紙・壁紙、書道用紙・美術用紙、和紙の加工品、和紙関連書籍など
○展示会オリジナルデザイン照明作品「和紙×クリエーター」…池上遼一氏(漫画家)、松本大洋氏(漫画家)、junaida氏(画家)、feebee(アーティスト)、川又聡(日本画家)、若木信吾(写真家・映画監督)ほか
○製作実演、体験、ミニ講座…障子の貼り方/壁紙の貼り方/書道紙の選び方、使い方/和紙の染め方/和綴じ本の作り方/こんにゃく粉、柿渋の使い方/活版で印刷体験/修復の実際/ギャラリートーク、など
○その他…相談コーナー、紙漉き体験コーナー、など
展示会に関する問い合わせは、全国の手すき和紙展示会事務局(㈱わがみ堂内 電03-3813 -7117)まで。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 9/20号」より