日本製紙連合会が集計した5月の紙・板紙国内出荷は、前年同月比△5.1%の148.8万tで、8ヵ月連続のマイナスとなった。以下、%表記は前年同月比。
このうち紙は△6.2%の67.3万t、板紙は△4.2%の81.5万t。用途別では、グラフィック用紙が△10.4%の42.9万tで19ヵ月連続の減少、パッケージング用紙は△3.3%の91.2万tで、3ヵ月ぶりのマイナスだった。主要品種のうち新聞用紙、印刷・情報用紙、段ボール原紙、白板紙は前年割れ、包装用紙、衛生用紙はプラス。
紙・板紙のメーカー輸出は+1.4%の12.9万tで、3ヵ月連続の増加。うちグラフィック用紙は△12.8%の3.8万tで、3ヵ月ぶりのマイナス。パッケージング用紙は+8.9%の9.0万tと、4ヵ月連続のプラスとなった。グラフィック用紙では、塗工紙を中心に東アジア、東南アジア向けが減少。パッケージング用紙では、段ボール原紙が東南アジア向けで増加している。
紙・板紙の在庫は前月比+10.9万tの188.7万tで、6ヵ月ぶりに増加した。うちグラフィック用紙が+2.6万tの74.0万tで2ヵ月ぶり、パッケージング用紙が+7.1万tの106.2万tで3ヵ月ぶりの増加となる。衛生用紙は+1.2万tの8.5万tで3ヵ月ぶりに増加した。グラフィック用紙では、新聞用紙、非塗工紙、塗工紙の在庫が増加、情報用紙は減少。パッケージング用紙では、段ボール原紙が増加も、白板紙は減少している。
〔主要品種の動向〕
*新聞用紙…国内出荷は△10.9%の10.2万tで、60ヵ月連続のマイナスとなった。
*印刷・情報用紙…国内出荷は△10.3%の32.8万tにとどまり、13ヵ月連続のマイナス。メーカー輸出は△12.8%の3.8万tで3ヵ月ぶりの減少。
*包装用紙…国内出荷は+3.1%の5.1万tで、2ヵ月ぶりのプラス。メーカー輸出は△2.7%の1.2万tで、こちらは2ヵ月ぶりのマイナス。
*段ボール原紙…国内出荷は△3.4%の66.7万tで、3ヵ月ぶりのマイナス。メーカー輸出は+10.5%の6.8万tで、4ヵ月連続のプラスとなった。
*白板紙の国内出荷は△7.6%の9.7万tで、6ヵ月ぶりの減少。メーカー輸出は△26.7%の0.1万tにとどまり、6ヵ月ぶりにマイナスへ転じた。
*衛生用紙…国内出荷は+0.5%の14.7万tで、3ヶ月連続のプラス。







