大王製紙はサイゴンペーパーの株式33.8%を取得中で、27日のサイゴンペーパー株主総会で正式決定される見通し。又日本開発銀行も14.5%取得する。サイゴンペーパーは長年ティッシュと包装資材能力増を計画、資金問題がネックとなっていた。このたびの大王製紙と日本開発銀行からの資金で、ベトナム南部MY XUANの新規第2工場で中断されていた機械3台の建設が継続可能となる。ティッシュマシン1台(能力28000㌧―7月稼動予定)、セメント用クラフト用紙機2台、能力合計17万㌧―6月と8月に稼働予定。現在ベトナムではセメント袋用クラフト紙は輸入に依存している状態。
サイゴンペーパー:MY XUAN 第1工場―機械13台、ティッシュ18200㌧、板紙(テストライナー、中芯、白ライナー計)53000㌧
4月25日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ