最新の産業統計によれば、米国の3月段ボール・カートン出荷量は前年同月比1.7%増、またコンテナーボード在庫量は前月から3万2千トン増、設備稼働率は97.4%で推移した。同国ファイバー・ボックス協会の伝えるところによると、3月の同国カートン出荷量は面積換算で前年同月比実質3.0%減の約327億平方フィートで、3月は稼働日が前年同月より2日少なく、週平均では6%増であった。一方、1月~3月の出荷量累計では実質1.0%増で、前年同期より稼働日が2日少なかったことを換算すると、2.6%増であった。また、コンテナーボードのメーカーなど在庫量は前月から32,000トン増の242万8千トンとなったが、過去10年間の3月の平均の下落量は67,000トンである。 通常、3月の在庫量は、春期の保守点検整備が実施されることで減少する傾向が一般的である。
4月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ