ブラジル森林産業協会の最新の統計によれば、同国1月~8月のパルプ流通量合計が前年同期比増えていることが分かった。パルプ輸出は前年同期比12.3%増加し688万トン、生産量は同7.7%増の1,072万トン、国内販売量は同2.3%増の117万トン、となったが、一方パルプ輸入は同4.5%減の27万4千トンであった。ただし、消費量はあまり変化なく411万トンとなった。また、ブラジルからの紙の輸出は前年同期比2.7%増加して126万トンであった。紙の生産量と国内販売量はそれぞれ692万トン、371万トンで横這いに推移した。紙の輸入は同5.5%減少して84万7千トン、消費量も同1.1%減少して650万トンであった。
10月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ