EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、5月の欧州コート紙出荷量は前年同月比で引き続き減少となったが、上質紙はここ数ヶ月の減少推移から反転、やや上昇傾向となった。5月の欧州コート紙出荷量は前年同月比7.8%減の476,000トン、そのうち欧州域内での出荷量は同4.1%減の383,000トンであったが、域外への輸出量も前年同月から20.5%大幅減の93,000トンであった。一方、5月は上質紙が同1.5%微増の608,000トン、そのうち欧州域内への出荷量は同0.6%微減の497,000トンと数量をやや減らしたが、一方、域外輸出向けは同11.8%大きく数字を伸ばして111,000トンとなった。
7月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ