米国の最新の産業統計によると、10月の米国製造業部門はその経済活動が前月から復活し2ヶ月連続で拡大となったが、産業界全体でみると89ヶ月連続で成長を維持している。米国10月のPMI指数は51.9%で前月の51.5%からは0.4%ポイント増となり、製造業は再び上昇傾向となっている。また、10月の製造業新規受注指数は前月の55.1%から3.0%ポイント減の52.1%、一方、製造業生産指数も52.8%だった前月より1.8%ポイント上げて54.6%となった。また製造業雇用指数は前月の49.7%から3.2%ポイント増えて52.9%となった。原材料在庫指数は前月の49.5%から2.0%ポイント減の47.5%、物価指数は前月の53.0%から1.5%ポイント増の54.5であった。前々月までの縮小傾向から反転したものの、米国製造業部門の経済活動は分野によって増減が分かれており、一進一退の傾向となっている。
11月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ