インドネシアのAsia Pulp & Paper社(APP社)が、同国南スマトラに位置する同社OKI工場に於いて、2機のLBKP年産140万トンのパルプ・ラインのうちひとつを年末までに稼働開始すべく、最後の作業追い上げに入っていることが分かった。同社代弁者によると、もう1機のLBKPラインは続いて2018年第1四半期にも稼働開始の予定であるとしている。更に、同工場が稼働開始して以降、まず来年中のLBKP市販パルプ販売を120万トンと想定していることも分かったが、この目標値は、当初アジア諸国の複数の有力顧客が入手していた情報よりは、はるかに少量であるとしている。当初、同社は2018年の同工場からのLBKP販売量を250万トンと計画していた。
11月10日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ