ブラジルのパッケージ紙メーカーMadepar社が、年明け1月に同国サンパウロ州に位置する同社唯一のAparecida工場を、市況低迷を理由に一時的に休転する予定であることが分かった。同社は再生コンテナーボード、テストライナー、中芯原紙などライン1機で年産4万8千トンの生産能力を有し、段ボール・シートも年間1万5千トン生産している。PPIラテンアメリカの調べでは、同社は永久閉鎖や同工場売却の意向はないとしている。同社関係者によると、すべての資産は完璧な保全体制で維持する予定で、市場での需要の回復と生産コストの圧縮ができ次第によって操業は再開する見込みであるとしている。
12月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ