レンゴーはこのほど、「第26回地球環境大賞」で環境大臣賞を受賞した。
1992年に創設された地球環境大賞は、フジサンケイグループが主催し、経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、日本経済団体連合会が後援する顕彰制度で、環境分野で最も権威ある賞の一つと言われている。
レンゴーは今回、「ハード・ソフト両面におけるCO2排出削減とパッケージづくりを通じた環境や社会的課題の解決」への取組みが高く評価され受賞となった。
【受賞要旨】“Less is more.”をキーワードに、持続可能な生産や革新的なパッケージの開発を推進。国内最大の板紙工場である八潮工場で、埼玉県の目標設定型排出量取引制度施行を機に、CO2排出削減に取り組むチーム「低燃費八潮」を結成し、省エネ活動を実施・評価する仕組みを構築、ソフト面からのCO2排出削減を進める一方、ハード面でも2016年1月に木質チップバイオマスボイラ発電設備を導入し、年間約6万5,000tのCO2排出量削減を実現した。また、製紙、段ボール、紙器の全工場でFSC森林認証を取得し、業界に先駆けFSC段ボール・紙器製品の供給体制を確立した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/10号」より