大日本印刷(株)とNTTコミュニケーションズ(株)は、写真や絵に動きを与える光投影技術「変幻灯」を活用した次世代POP広告を共同開発し、DNPより販売を開始した。変幻灯は、ポスターやボードなどに印刷された絵柄をカメラで撮影し、その絵柄にあった動き(例:ろうそくの炎の揺れや、人物の表情の変化)のモノクロ映像データを専用ソフトウェアで制作する。制作したモノクロ映像をポスターなどにプロジェクターで投影すると、目の錯覚により、印刷された静止画が動画のように動いて見える仕組みとなっている。これにより、消費者が静止画と認識していたポスターやボードに動きを与えることが可能となり、高いアイキャッチ効果でプロモーションやエンターテインメントなどの用途に活用できる。また、センサーを取り付けることで、手の動きに合わせて静止画が動くような視覚効果を付与することも可能。
PJ web newsより