特種東海製紙は資本効率の向上と株主還元の充実、ひいては経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行する目的で、8月14日の東証における立会外買付取引により自己株式を取得。取得した株式の総数は103万2,000株で、自己株式を除く発行済み株式総数に対する割合は6.92%。取得価額は44億1,696万円だった。
新株予約権の内容確定
同社はまた、8月10日の取締役会で決議した新株予約権(ストックオプション)の内容を確定した。それによると、同社の取締役および監査役に対して発行する新株予約権の総数は77個で、予約権1個当たりの目的株式数は100株。
対象者と割当数は取締役11名(うち社外2名)に70個、監査役3名(同2名)に7個。払込金額は3,048万4,300円(1株当たり3,959円)で、この金額は取締役・監査役が同社に対して有する報酬債権と相殺する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/11号」より