ビジネスガイド社が都内江東区の東京ビッグサイトで2週にわたって開催した、第84回東京インターナショナル・ギフトショーと同時開催の関連展示会がこのほど閉幕した。期間中は、海外からの来場者9,000名近くを含む合計33万3,368名が来場した。
1週目は「東京ギフトショー・ライフ&デザイン」。新たな暮らし方の提案、住まいのデザインを紹介するイベントとして、一般のギフトショーとは切り離し前回(17年2月)から独立開催となった。さらに前回は3日間の会期がすべてビジネスデーだったが、今回は最終日(土曜)をパブリックデーとし、一般の入場もオープンにして新しい暮らし方を提案した。これにより会期が1日延びた効果もあってか、4日間の総入場者数は前回の4万名弱から5万名強に拡大。ギフトショーと並ぶイベントの柱として、今後が注目される。
一方、通常のギフトショーの来場者数は20万436名で、今春よりわずかに減少した。マンネリ化を打ち破る、新しいコンセプトに基づいた提案が欠かせなくなってきているようだ。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/2号」より