APP中国が、同国海南島に位置する紙パルプ複合工場で、LBKP年産2百万トンのパルプ・ライン改良工事を実施したことが分かった。昨年の第3四半期から実施した総点検整備は同ラインのパルプ品質の向上を目的としていた。また、今年4月に10日間生産設備を止め改良工事を実施した際には、同月内に約6万トン減産の結果となったとしている。同社代弁者によれば、これらによって同ラインで生産されるLBKP製品の品質向上は図られたとしているが、製品の粘度が上昇したことで同ラインでの生産に影響を与え、生産能力は月間2万~5万トン減産となってしまうことが分かった。
7月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ