大王製紙は今年度、自社喫煙率目標「25.0%以下」を達成するため、 『役員禁煙チャレンジ2019』を実施する。
同社では、健康経営の主軸の一つに「禁煙の推進」を掲げており、2016年度には「就業時間内禁煙」を就業規則に規定し、大王製紙健康保険組合と協働して「禁煙外来費用の助成」を開始した。その結果、15年度に35.5%だった喫煙率は17年度には31.0%に低減。19年度はさらなる低減を目指して、まず役員の「喫煙者ゼロ」を目指すことを決めたもの。同社ではこれを 『役員禁煙チャレンジ2019』 と名付け、経営陣自らが率先して禁煙を実践する。
同社のこれまでの禁煙推進の取組みは次の通り。
①大王製紙健康保険組合が禁煙外来費用を助成
②「就業時間内禁煙」を就業規則に規定
③社員家族宛に「禁煙支援の依頼」について手紙を発送
④保健師による保健指導にて、禁煙勧奨を実施
⑤事業所単位での禁煙啓蒙活動を実施 (産業医による衛生講話、禁煙ポスター・パンフレットの設置、喫煙者肺模型の事業所巡回展示など)
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/17号」より