共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、軟包装事業の戦略的拡大のため、生活・産業資材部門の主力工場である守谷第一工場(茨城県守谷市)の新棟建設に着手した。同社は昨年10月、守谷第一工場の敷地内に軟包装の専用工場を建設し、中容量に最適なフレキシブルコンテナー「ハンディキューブ」をはじめとする製品を柱に軟包装分野の拡大を進める旨を発表した。このたび着工した新棟では、FSSC22000の認証の取得を視野に入れた国内最新鋭の生産環境を構築し、顧客に安心・安全な包装材料を届ける体制を強化する。また、軟包装の製造工程のひとつであるエージングを自動ラック化して物流効率を向上させるほか、高断熱仕様の外壁やLED照明の採用などで省エネルギーを推進し、高効率で地球環境に配慮したエコファクトリーをめざす。なお、新棟は2018年3月に竣工し、4月から稼働を開始する予定。
PJ web newsより