機能紙研究会は11月16~17日、愛媛県松山市のメルパルク松山で、「第56回機能紙研究発表・講演会」および交流会・見学会を開催する。 今年度のメインテーマは「機能紙、新たな価値創造に向けて」。特別公演は、市場規模が数倍に拡大すると予想される炭素繊維強化熱可塑性プラスチック研究の第一人者である東京大学の〓橋淳氏による「熱可塑性樹脂によるCFRPの新展開」と、凸版印刷の大久保伸一氏による「企業ビジョンの構築とそれを支える人づくり」の2講演を予定。そのほかにも新しい素材や製品の開発状況など、全9講演を実施する。
研究発表・講演会と並行して開催する新製品展示会では、ポスターによる研究発表を併設し、講演会の席で出展者からの概要PRとともに、名刺交換の時間を設ける。また見学会は、井関農機では農業機械に加えて植物工場を、帝人では国内最大の基幹拠点である松山事業所の北・南両地区で行う。
参加申込要領はwebサイト(http://www.e-kami.or.jp/HP/kinoushi/)を参照。申込締切は10月27日(金)。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/2号」より