ビデオジェットでは、高密度ポリエチレン(HDPE)やPVCなど幅広い材質で非常に優れた固着性を発揮する、新しい黒インクを発表した。現行のサーマルインクジェットプリンタ8610用に設計された、このインクの非浸透性素材の表面での乾燥時間は平均2秒、12か月以上の使用期限を実現している。市販されている他の溶剤タイプのサーマルインクジェットプリンタ用インクと比較して、明らかな優位性がある。また、産業用インクジェットプリンタに比べて、最大4倍の印字解像度を誇る。新しいインク配合により、顧客の幅広い素材への高品質な印字に貢献できる。インク開発で40 年以上の実績を持つビデオジェットは、今後もインクの研究開発に引き続き多額の投資を行っていく方針である。
株式会社包装産業新聞「旬刊包装産業」4月15日号より