日本製紙クレシアと春日製紙工業の家庭紙合弁事業会社であるクレシア春日は、2018年5月に稼働した家庭紙第1抄紙機に続いて第2抄紙機を設置する。投資額は約80億円で、稼働開始予定は2020年6月。
新設する第2抄紙機は、日本製紙の富士工場(静岡県富士市)の敷地内に、第1抄紙機に隣接して設置。第1抄紙機同様、同工場の持つ資産を有効活用していく。年間生産能力は約4万tで、近年需要が伸びている長尺トイレットペーパーを中心に生産する。日本製紙クレシアでは、今後も「多様化する市場ニーズにきめ細かく対応しながら、家庭紙事業のより一層の成長を図る」としている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/8号」より