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紙の業界ニュース

2021/06/30

決 算

=2021年12月期第1四半期=
 紙パ関連12月決算企業の2021年12月期第1四半期(21年1~3月)決算を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、%表記の増減率は対前年同期比、〈 〉内は前年同期の実績値。
 
■コクヨ
〔第1四半期〕
 売上高 90,157 (△0.1%)
 営業益 9,982 (+11.7%)
 経常益 5,383 (△39.5%)
 当期益 2,172 (△64.2%)
〔通期予想〕
 売上高 321,000 (+6.8%)
 営業益 18,600 (+25.6%)
 経常益 14,200 (+0.2%)
 当期益 11,800 (+42.2%)
 売上総利益は△1.0%、売上総利益率は前年同期から0.3ポイント少ない38.3%となったが、販管費が減少して(△5.3%)売上高販管費率が27.2%となった結果、営業益は増加。しかし、持分法適用関連会社のぺんてるで、コロナ禍による海外各国の業績悪化が想定を上回ったことなどにより、減損損失50億円を含めた「持分法による投資損失52億円」を営業外損失として計上したため経常益は大幅減益。
○空間価値ドメイン(オフィス家具など)…売上高+0.7%、営業利益+4.0%。コロナ対策への相談対応やオフィスのリニューアル需要取り込みに注力した。
○ビジネスサプライドメイン(オフィス用品通販のカウネット、B to Bサプライ)…売上高+0.6%、営業利益+16.5%。カウネット事業は1月の緊急事態宣言の影響を受けたが、web商材強化などに取り組んでいる。
○グローバルステーショナリードメイン(国内・海外文具)…売上高△3.8%、営業利益+10.9%。国内事業はBtoB市場、BtoC市場ともに新型コロナの影響を受けた。海外事業は、中国で文具が好調に推移した。
○その他…売上高+5.0%、営業利益△10.8%。
 通期予想は、2月発表の前回予想を修正した。修正額(単位100万円)は売上高+10,000、営業益+3,400、経常益△1,800。売上高と営業益は当初予想を上回る見通しだが、経常益は前記した持分法による投資損失の計上に伴い下方修正した。当期益は、投資有価証券売却益約40億円の計上を見込んでいるため据置きとした。
 
■ザ・パック
〔第1四半期〕
 売上高 17,971 (△8.2%)
 営業益 785 (△17.8%)
 経常益 837 (△16.3%)
 当期益 568 (△8.1%)
〔通期予想〕
 売上高 81,000 (+3.3%)
 営業益 3,800 (+16.0%)
 経常益 4,000 (+10.9%)
 当期益 2,700 (+12.9%)
○紙加工品事業…売上高△2.3%、営業利益△10.5%。紙袋は、米国と中国の海外子会社は好調だったが、国内で新型コロナの影響と一部得意先での有料化もあり、売上高は△12.4%。紙器は食品パッケージやEC市場向けが堅調で売上高は+1.8%。段ボール売上高は、メーカーやEC市場向けが堅調で+13.9%、印刷売上高は△4.1%。
○化成品事業…売上高△31.1%、営業利益△39.6%。紙おむつ用製品や国内専門店向けが減少したほか、レジ袋有料化が影響した。
○その他…売上高は△4.4%、営業利益は仕入価格の見直しなどもあり+18.7%。
 通期予想は2月公表の前回予想から変更なし。
 
■ダイナパック
〔第1四半期〕
 売上高 12,916 (+3.1%)
 営業益 97 〈△85〉
 経常益 458 (+940.3%)
 当期益 259 〈△35〉
〔通期予想〕
 売上高 54,000 (3.3%)
 営業益 900 (+24.1%)
 経常益 1,200 (+12.7%)
 当期益 900 (△3.6%)
 国内販売量は、段ボールケースでは主力の食料品分野でギフトや業務用の需要減があったが、電気・機械分野および雑貨分野の輸出製品や通販分野が増加、また段ボールシートは前年を維持し、ケースとシートを合わせた段ボール全体では+1.2%と伸長した。収益面は、販売量の増加に加え、継続して取り組んでいる顧客ポートフォリオの見直しや、生産に係る費用を主体としたコスト低減により、利益計上できた。海外事業は、前年のコロナ禍から回復し比較的堅調だったが、中国に端を発する東南アジア全域での主原材料価格の上昇傾向が収益を圧迫した。 
 セグメント別の業績は、包装材関連事業が売上高+2.4%、セグメント利益121百万円(前年同期△39百万円)、不動産賃貸事業は売上高+1.4%、セグメント利益+1.8%。
 通期予想は2月公表の前回予想から変更なし。
 
■古林紙工
〔第1四半期〕
 売上高 3,709 (△8.1%)
 営業益 △37 〈157〉
 経常益 △51 〈163〉
 当期益 △36 〈103〉
〔通期予想〕
 売上高 16,200 (△3.6%)
 営業益 300 (△47.0%)
 経常益 400 (△32.9%)
 当期益 250 (-)
 新型コロナ拡大のほか、中国で古林紙工(上海)有限公司を前年度末に連結除外したことが影響し、減収となった。損益面は、日本での売上高減少および中国での原材料価格の高騰と上海古林国際印務有限公司の移転費用計上により、赤字化した。
○日本…売上高3,085百万円、セグメント損益44百万円。
○中国…売上高624百万円、セグメント損益△45百万円。
 通期予想は2月公表の前回予想から変更なし。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/28号」より
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