理文造紙(Lee & Man Paper Manufacturing)が、同国南西部に位置する同社重慶工場に於いて、新たに設置するティッシュ年産6万トンの生産能力を有する6番目のラインを今月中に試運転する為、準備を進めていることが分かった。このラインが稼働すれば、同社のティッシュ生産能力は年産39万トンに引き上がることになる。同ラインはValmet社製で、同工場の8号機となる。抄き幅は5,600㎜、設計スピードは分速2,000m。このラインと同型の7号機が、今年11月後半に同工場に於いて稼働を開始している。既に中国では再生コンテナーボード・メーカーとして最大手のひとつである理文造紙は、2014年同工場に於いて2機の年産1万5千トンの川之江造機社製ティッシュ・ラインを導入し、ティッシュ分野へ新規参入を図った。それ以降、ティッシュ分野での増設が相次いでいる。
12月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ