中国河北省保定市に位置するBaoding Zeyu Paper社が、同社唯一の工場へ導入予定のティッシュ年産2万5千トンの生産能力を有する新ラインを発注したことが分かった。2018年5月に稼働開始を予定している同ラインは、国内機械メーカーであるWeifang Hicredit Machineryから供給されるとしている。同ラインは、抄き幅3,550㎜、設計スピードは分速1,300mで、直径15フィートのスチール・ヤンキー・ドライヤーが搭載されている。原料は市販市場から調達する予定の100%木質バージン・パルプを使用する。なお、同社はティッシュ市場へ初めて参入することになる。もともと、同地域の再生パッケージング板紙のメーカーである同社は、2機の段繰り加工ラインとコア原紙ライン1機で操業しており、生産能力の合計は年産約20万トンであった。
5月31日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ