ブラジル・サンパウロ州財務大臣は教育用途目的の輸入紙は無税となる規則を悪用し関税不正適用している会社に対し、総額1億レアル(約6300万㌦)の罰金を公表した。罰金対象は主に規制強化した昨年8月からの輸入に適用。ブラジル製紙連合会調べでは昨年に62万㌧の用紙が名目上教育目的として無税で輸入され商業用途に転用された。又、本年国内で販売された輸入紙の内約57%は商業用途であった。関税不正適用に対しブラジル製紙連合会はこの4月に海外の大手輸出会社や関連会社に不正輸出規制要請状の送付している。一般的に輸入紙は39%、国内紙は31%の税金が掛るが、教育目的の輸入紙は関税零で僅か4%の国内税発生するだけ。 8月9日付け PPI LATIN AMERICAから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ