最新の米国雇用統計によれば、5月の非農業部門就業者数が22万3千人増加し、全体の失業率は前月から微減の3.8%で推移した。雇用が伸びたのは小売業、ヘルスケア、建設の各部門であった。失業率は前月から微減の3.8%で推移、失業者数の合計も前月から微減の610万人であった。年間を通して、失業率は0.5%ポイント減、失業者の数は772,000人減少した。労働者層別では、5月の成人男性の失業率は3.5%、成人女性の失業率は3.3%、白人は3.5%、黒人は5.9%、10代の若年層は12.8%、ヒスパニック系は4.9%、アジア系労働者の失業率は2.1%と、各層で失業率はわずかに上下している。一方、長期にわたって(27週間以上)の失業者数は約120万人で前月からやや減少、5月の失業者全体の19.4%を占めた。
6月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ